2021.03.01
- 自主調査結果
800 名の人事担当者に聞く 「従業員意識調査の実施状況と課題」
【調査目的】
近年、従業員意識調査を取り巻く環境は変化しつつあります。働き方改革が進み、雇用の流動化が高まる中“会社と従業員の理想とする関係性“も見直され、調査テーマも“ES(満足度)”に加え“エンゲージメント”“幸福度”など、各企業の価値観、思いをより反映した形に多様化してきています。
また、実施頻度についても、「新職業性ストレス簡易調査票」など1回でより広範囲に調査を実施・活用しようとする動きがある一方で、「パルスサーベイ」など少数質問・高頻度で、企業のPDCAサイクルにあわせた実施・活用する動きも見られ、まさに調査の選択肢の多さが、意識調査のご担当者の頭を悩ませているのではないでしょうか。
このような状況を踏まえ、日本能率協会総合研究所では、従業員意識調査の実施状況や、組織改善の施策につなげるための取り組みの工夫などについて、人事ご担当者(課長補佐相当以上の役職者)800名を対象に広くアンケートを実施いたしました。
【調査手法】
インターネット調査
【対象】
■従業員 100 名以上の会社に勤務する人事・総務担当者のうち、 課長補佐以上の役職者
■上記のうち、勤務する会社の 人事施策について「十分に理解している」「ある程度理解している」と回答した者に自身が勤務する会社(自社)の状況について回答を依頼
■勤務先の業種については製造業:非製造業を2:8で割付
【調査期間】
2020 年 6 月 23 日~ 6 月 26 日
【回収数】
800名